カレイ・アイナメの１尾長寸　（ただし、シルバーはハンディ５ｃｍ）

釣行レポート　管理人

クラブの春季大会が三尾周辺で開催されました。
参加者は、三尾の磯に１２名、香住・竹野周辺に９名、能登島に１名、合計２２名です。
磯割りは事前に希望を言っておいて、重なった場合はじゃんけんで決めることになっています。

私は、隊長、やまさんと一緒に午後９時神戸を出発。
渡船が出る午前５時までは近くでチヌかスズキでも狙おうかと早めの出発です。

車中で事務局のやまさんに、磯割りの結果を聞くと私が希望している場所はウミネコさん・Ｈ田さんと重なっているようです。
やまさんが、「じゃんけんして決める？」と聞くと、隊長がすかさず「やめておいた方がええで〜」

想像してみると・・・
私が「ウミネコさん、Ｈ田さん、釣場が重なっているので、じゃんけんしましょうか？」と聞くと
ウミネコさんが「生田君、人生は山あり谷ありや、思いつめたらあかん」
続いてＨ田さんが「生田君、女は恐いで〜、気よつけなあかん」
・・・と、話をはぐらかされ、磯割りの話にたどり着くまでが大変そうです（笑）。

あきらめて別のポイントにすることにしました。
一級磯の茶釜と、今年は誰も渡っていない、たて島が空いているようです。
茶釜には、やまさんと磯釣り初心者の堤さんが渡る予定だったのですが、無理を言って、やまさんに代わってもらいました。（これがラッキーな結果に！）

午前０時に時間つぶしをする浜坂港に着きましたが、しかし、あまりの寒さに戦意喪失。ほとんど車の中で寝ていました。

午前４時、三尾港に到着、すでに車が１０台ほど止まっており三尾の磯釣りは大盛況の様子です。
私たちは磯釣り師が渡ったあとの２番船、午前５時出航です。

大島松が下にイタコのテツとイッシーが下りた後、一級磯の茶釜に堤さんと一緒に下ります。

好ポイントある北側先端にはカゴ釣り師が２人、すでに釣りを開始しています。
話を聞くとツバスが釣れているそうです。

足場の良い北東向きに堤さんに入ってもらい、私は磯をつたって西側に移動します。
足場は幅１ｍ、高さ３ｍほどの、投げ釣りをするには辛い場所です。
でも、今年すでに４０ｃｍオーバーが釣れているそうですから、頑張ることにしました。

本日のスペックは以下の通り
竿：　キャスティズム25号385×1　トーナメントサーフ30号425×2
リール：　パワーサーフQD4000×1　タイドサーフQD4000×2
道糸：　PE3号（力糸なし）
オモリ：　全遊動30号
仕掛け：　ハリス7号＋がまかつ太地丸海津16号　とブラクリ10号
餌：　マムシ\2,000　＋青虫\2,000

夜が空けきった午前６時、キャスティズムにブラクリをセット、青虫の房掛けにマムシを足して30m付近に放り込みます。水深は１５〜２０ｍくらいか？

アイナメが居ればすぐに当たりがでるので、しばらく様子を見ていると、

竿先を小さくコンコンと叩く当たりが、先日の周防大島でも同じような当たりで４６ｃｍの大型アイナメが釣れたので、すかさず大合わせを入れると、「ズッ、ドーン！」右に左に走りながら、大きなアイナメが上がってきました。針かかりを確認して抜き上げます。

第一投目から４２ｃｍのアイナメが釣れました。これで目標達成、あとはサイズアップのみです。

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キャスティズムについて、
オモリ負荷を超える、オモリを付けると重く感じる敏感な竿先ですが、
大きな魚を抜き上げても、重さを感じない胴の強さがあります。
軽いオモリを付けて、小さく振っても良く飛びます。
今回のように後方が狭い、足場が悪く投げにくい、タモも使いにくい場所では、
すばらしい威力を発揮する竿です。

針について
がまかつ太地丸海津16号とは？変わった針を使っているなと思われるでしょう。
きっかけは武庫川でキチヌを狙うとき餌はボケを使うのですが、ボケを刺すのに最適な針は？と隊長に聞いたところ、丸貝と教えてもらいました。早速買いに行ったのですがその釣具屋には置いておらず、名前が良く似た針を（“丸”だけやん！）買って帰りました。
これが大正解、私の未熟なキャスティングでも、この針だけはボケが外れないのです。
軸が細いため、私が普段使う餌である、ボケ、ユムシ、小さい青虫、細いマムシ、チロリ、どの餌にも対応できます。
さらに針先が若干ですが外に開いているため、確実にフッキングします。
これまでＣランクのチヌ、アイナメ等全て抜き上げましたが、外れたことはありません。
引けば引くほど針先が魚体に入っていくため、釣った後に口から外すことは無理。ハリスを切っています。
今年の大物狙いはこれ１本でいこうと考えています。
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しかし、朝一番に目標の魚が釣れると後が続かない・・・よくあるケースで、
２０ｃｍ弱のガシラはポツポツと釣れるのですが、アイナメからのシグナルは全然無し。

磯に居ついているアイナメはおらず、アイナメが通る溝を見つけて回遊してくるのを待つしかないようです。（その溝は間違えていたら、ボウズ）

向かいの大島側にも磯釣り師達がたくさんいます。頻繁に竿を曲げているのはツバスのようです。

堤さんは、ホウボウとガシラを少々、アイナメは回遊してこなかったようです。

午前１１時、迎えの渡船が来ましたが、皆さんの顔色はイマイチ。
アイナメを釣っていたのは、白ウサギさんが３８ｃｍと３６ｃｍ、北陸のシャーさんが３６ｃｍのみ。

信じられないような貧果です。

やまさんは、早々にアイナメをあきらめ、ルアーでツバスを３本ほど、今年２歳になる？お子様に良い土産が出来たと喜んでいました。

香住・竹野組も同様の貧果ですが、佐々木さんが釣った３４ｃｍのマコカレイが目立ちました。

能登島のナベサン副会長は、以下の通りたくさんのカレイを釣られていました。

全体的な貧果のおかげか？私がまさかの例会初優勝！
ポイントを譲ってくれた、やまさんのおかげです。ありがとうございました。