戻る

昨年の秋からカレイ絶好調のニュースをたびたび聞きました。私はカレイといえば日本海側へいくことがほとんど。大型カレイを兵庫県近辺で狙おうとするとやはり香住等但馬海岸へ足が向きます。 ところが意外なところで大型カレイが釣れるという話を聞きました。場所は神戸港。昨シーズンも４０cmオーバーが、今シーズンも１月頭に４０cmオーバーがゲットされているといいます。エサはアオイソメと安価、足場はいい、しかも車横付け！楽釣りの究極を行きつつ型が狙える。そんな釣り場があるんかいな？？と思ってこの１月中旬に竿をだしていたろころ、いましたいました３０cmオーバーを２枚あたまにカレイ５枚を朝から数時間でゲットしている人！本当につれているのでビックリしました。このことを某クラブの知人に話したところ、１月２２日にチャレンジされてようで、このときに３０オーバーを２人で３枚！！この時期によくもそれだけつれたなあと関心。それならもう一度狙ってみようか２月１日にhedaiさんと共にチャレンジしました

私は場所取りも兼ねて午前１時に自宅を出発。この日は神港第４突堤もしくは第５突堤で竿を出そうと思っていました。まずは４０cmオーバーの実績がある第５突堤に行きましたが午前２時というのにすでに場所取りされている状態。仕方なく第４突堤へ行きます。朝まで数時間あるのでしばらく休憩。仕事の疲れもあってよく寝られます。午前６時には起床、釣り場へ向かって準備開始。ポイントは近投（３０ｍ以内）ということなのでシマノ振出ＢＸの竿に大型ドラグ付リール、道糸３号、オモリ３０号、ハリス５号、キングサーフ１４号のタックルを５本用意。エサは青虫の房掛けとしました。準備しているとうわさに聞く常連さんがやってきて釣りをはじめます。この常連さんアオイソメを５００円だけ買って毎日第４突堤にこられるようで３０cmオーバーをコンスタントに上げておられるらしいです。仕掛けはいわゆるブッコミ仕掛でやっておられます。

私もまけじと釣りを開始。ところが潮がかなり早くあっという間左から右へ流されます。この日の満潮は午前９時頃。まだ潮がガンガン流れている時間です。これでは釣りにならんとかなり近投にしますが状況は同じ。四苦八苦しているところにhedaiさんが登場。潮がはやくて釣りにならんとぼやいてしまいます。 午前８時ころになるとかなり潮が緩んできていよいよ時合かと打ち返しますが、何もきません。満潮の時間になっても状況は変化なし。潮が少しながれはじめた頃、常連さんがセイゴを２尾ゲット。しかし我々にはなにもきません。まずい状況になってきたな・・・ということで午前１０時には場所移動を決意。どこへいこうかhedaiさんとあっちへウロウロとしますが、どうもいい場所がありません。しかたなく神港第５突堤へ午後１時前に行くと何とか場所があいています。hedaiさんは西角で、私は先週カレイが釣れた場所で竿を出しますが状況は同じ。ここは車横付けのポイントなので、車の中からアタリをとっていました。それにしても車の中はぽかぽか暖かい。そのまま爆睡・・・。午後２時半過ぎ目が覚め再度竿を振りますが状況変化なし。カレイは産卵に入ってなあと思っているところに第５突堤の常連さんが声をかけてきます。この方はヘチ釣りでポン級アイナメを狙っているらしく、最近もポン級アイナメだけでなく３０cmクラスのメバル等もゲットされたらしいです。釣れる時合を聞くと午後５時から午後８時の間とのこと。工夫すれば投げ釣りでも狙えそうです。この方の話を１時間ほど聞いていました。（いかに釣れない状況であるかわかると思います）この間にhedaiさんは何も釣れないまま帰宅。私は常連さんの話もあったので夜釣り決行の決意で午後４時過ぎより再度気をいれて打ち返します。日本海ならこの時間帯に釣れる確率がかなり高いのですが、ここは神戸港。しかし干潮が午後６時３０頃なので最後のチャンスにかけて打ち返します・・・が、あった言う間に夕暮れ午後５時。やはり時期をのがしたカレイ釣りだったと反省していたそのとき、竿先が力強く叩かれているじゃないですか！エサを食い込ませるためラインを緩めるとスーッとラインが走ります。乗っていることを確認して大きくあわせるとずっしり乗りました。魚の走り方からスズキ（といってもハネクラス）と判断。ラインに一定のテンションをかけながらエラ洗いされないようゆっくりまいてきます。足元で魚がういたところで、針掛かりを確認。しっかりかかっているようなので一気にぶりあげました。おっ！ランクもんじゃないですか〜。しかも回遊型の魚のようで産卵後のやせ体型ですが綺麗な魚体です。最後まで粘って結果が出てやれやれでした。このあと六時過ぎまで続けましたが後が続かず６時半に納竿としました。 第５突堤では干潮から満潮にかけての上潮がよく、とく正午前に満潮がくる潮回りがよく釣れます。カレイの動きとしてはどうやら岸和田沖一文字と同様の傾向があるようなので、今年の年末あたりはこっそり出現してリベンジを果たしたいと思います。

戻る