記：hedai507

参加者：会長，Ｉ原氏（カモメ），Ｈ田氏，大三元氏，私（hedai507）の5名
日程：５／１〜５／５　(４泊５日)
目的：会長はナメタD，他の者はアイナメD及び空いているランクを埋める。

5月１日（1日目）：

会長以下４名は伊丹空港より花巻空港まで飛行機で行き、空港からレンタカー
で民宿へ現地到着１４：３０。

大三元氏は東京より夜行バスで宮古まで、そこから路線バスで民宿へ現地到着
９：００。

すでに磯に渡れる時間ではないので、漁港で竿を出そうと下見に行く。
風が強く竿を出せるかどうか、会長と私は波止先端まで見に行く。
車まで戻って来ると、カモメ氏、H田氏、大三元氏の姿がない。
明日の渡船場所を見に行ったのかと色々探すが見当たらない。
もしかして、根元の地磯に降りているのではと思い波止に上ると、既に三脚を
立て釣り開始しているではないか！
仕方なく私と会長は波止先端で釣りをする事にした。

波止先端はいかにも釣れそうな雰囲気ではあるが、前にテトラが入っており、
取り込みに苦労しそうな場所である。
青虫をたっぷり付け打ち返すが、魚の気配が全く無い。
しばらくして、会長がカモメ氏に電話すると、何と大三元氏にアイナメD，A、
カモメ氏にアイナメBが釣れたとのこと。
いきなり地方でＤランクがつれるとはすごい釣り場だ。

１７時まで頑張るが、会長、H田氏、私はボーズ。

5月２日（２日目）：

風が強いので磯に渡れるかどうか心配していたが、安全な磯に上げてもらえる
ことになった。
カモメ氏、H田氏、私の３名が船長任せの磯に上がり、会長と大三元氏も別の磯
に上がった。
カモメ氏はすぐに釣り座を確保し、三脚を立てる。
続いてH田氏もその右隣で三脚を立てるが、私の釣り場所が無い。
歩いて磯伝いに歩いていけると聞いていたが、45�gクーラ（次回からは18�gに）
、重たいカゴパック、ロッドケースを担いで行く自信はない。
しばらく考えたが、せっかく来た磯なので、3回に分けて荷物を運びようやく
釣り座を確保（既に1時間経過）。

休憩しているとカモメ氏がアイナメCを早々に釣り上げる。
その後、H田氏もアイナメD，B、マコガレイA，Bとバンバン釣り上げているでは
ないか。
私は何度も波をかぶり、半ばあきらめムードで合ったが、朝10時頃マコガレイB
をようやく確保。
その後、波が高くなった為、好調なH田氏の右となりに移動し、13時頃ようやく
強烈なアタリでアイナメCを追加。
途中、磯替わりさせてもらう予定であったが、３名で渡れる磯が無かったので、
最後まで同じ磯で頑張ることになった。

カモメ氏：アイナメC１，アイナメA多数（全てリリース）
H田氏：アイナメD１，B３，マコガレイB1，A7
私：アイナメC1，マコガレイB1

会長と大三元氏は、午前中の磯では全くアタリもなく完全ボーズの為、磯替えを
してもらい、会長がアイナメD１，C2、大三元はアイナメDをバラシ釣果なし。

5月３日（3日目）：

前日と同じ方向に船を走らせ、会長と私が平らな磯に、カモメ氏とH田氏が対岸の
磯に、大三氏とシーサイド岡山の橋本氏が別の磯に上がった。

私と会長が上がった磯は低い為、波の影響で釣りができる場所が限定され、船着場
の入り江で竿を出すことになる。
開始後すぐにアイナメA2が釣れたが、その後全くアタリが無くなり、早くも諦め
ムードが漂う。
その頃、カモメ氏とＨ田氏がアイナメＤを釣り上げているのが見える。
私は竿２本を持って、違うポイントで試してみたが、諦めすぐに元の場所に戻って
しまった。
それと入れ替わりに、会長がそのポイントに移動し、別れて釣りをする事になった。
11時頃、会長が沖向きに投げていた竿にアイナメＣ、その後風が強くなり三脚が
何度となく倒れる。
会長の三脚も倒れたので、あたりを見渡すが姿が見えない。

用をたしに行ったのだと思っていたが、何度倒れても反応が無いので、あたりを探す
と、磯陰で昼寝をしているではないか。
どこででも寝る人だ。その後、会長は風の影響が無い入り江で釣り再開。
すると、すぐにアイナメＤが釣れ、私１人Dランクが釣れない。
会長がこっちに来て竿を出すかと気を使って頂いたが、丁重にお断りする。
すでに磯替え準備の為、3本の竿をしまっていたからである。

4本目を上げる時、魚が走るのを感じ、必死で巻き上げる。
朝4時半から8時間後にようやくアイナメＣを釣る。
それを見ていたＨ田氏は、カモメ氏のアドバイスで竿1本出し、磯際に仕掛けを落と
し5分でアイナメCを釣るではないか。
私は8時間かかってようやくCランク1匹釣れたのに、本当にムカつくぅ。
飛沫を何度もかぶり波が高くなって来た1時頃、船長が早めに磯替えの為、迎えに
来てくれる。

会長：アイナメＤ１，C1
Ｉ原氏：アイナメＤ１，Ｃ３
Ｈ田氏：アイナメD１，Ｃ２
私：アイナメＣ１，Ａ２

５月３日（後半戦）：

会長と私は平和な漁港近くの磯に上がり、シーサイド岡山の橋本氏とＨ田氏も近くの
磯に、Ｉ原氏と大三元氏は疲れ気味の為、一文字へ上がる。

午前中の磯とは違い、波も静かで平和な釣り場である。
１5時頃、対岸の磯に遠投していた竿が吹っ飛び、リールが三脚で止まる。
すぐ竿を手に取り、一気に巻き上げる。水面に見えてきたのは、待望のアイナメＤ
ではないか？
ようやく私にもＤランクが釣れ、ほっとして、記念撮影モードに突入。
その後、会長にアイナメＡが釣れるが、その後全くアタリなし。
他も大した釣果はなかった様子。

5月４日（4日目）

風も無く絶好の釣り日よりなので、今までとは反対方向に船を走らせ、余り上がれ
ない沖磯に大三元氏と私が上がり、カモメ氏とＨ田氏が風裏の平和な磯に、会長と
志摩サーフの福田氏が別の磯に上がった。

私はサラシのある地磯向きにポイントを決め釣り開始。すぐさまアイナメＡ２，Ｄ１，
カジカと４連発！30分間の出来事。大三元氏はまだアタリもない様子。
しばらくして、大三元氏にもアイナメB１，Ａ１、８時頃に何とナメタＤを釣り上げる。
９時頃より風が次第に強くなり、波はかぶるし、何度も三脚は倒れ身の危険を感じた為、
釣り続行不可能と判断し、道具を片付け、磯の頂上の窪みで迎えが来るまで待避する事
にした。
携帯でＨ田氏に電話が通じたので、渡船の電話を聞き、早めに迎えにきてもらえるよう
に伝言する。
船長は昼間は釣り船をしている為、１時過ぎまでは迎えに来ないと諦めていた。
カモメ氏、Ｈ田氏の磯は風裏の為、非常に釣り易く、アイナメＤ，Ｃを連発している
とのこと。

１時過ぎようやく船長が迎えに来てくれて一安心。
３時間程しか釣りが出来なかったが、大三元氏には待望のナメタＤが釣れたし、
私にもカジカが釣れたので満足。

大三元氏は仕事の関係で、本日夜行バスで東京に帰る。

カモメ氏：アイナメＤ多数，Ｃ多数
Ｈ田氏：アイナメＤ多数，Ｃ多数
会長：アイナメＤ１（志摩サーフ福田氏と懇親を深めていた為？）
大三元氏：アイナメＢ１，Ａ１，ナメタＤ１
私：アイナメＤ１，Ｂ１，Ａ１，カジカ１

５月５日（5日目）：

最終日は飛行機の時間があるので、当初13時に上がる予定をしていたが、朝になって
やはり12時に上がらないと間に合わない場合があると判断し、磯上がりは諦め、近く
の漁港で竿を出すことにする。

Ｈ田氏は波止先端、私は防波堤テトラ上から沖のテトラ方向に、会長とカモメ氏は私の
右側にそれぞれ入った。しばらくして魚の気配が無いので、会長とカモメ氏が波止付け
根の地磯方向に場所移動しようとしていたので、私が初日にＤが釣れた地磯に移動しま
せんかと会長に進言し、1本竿を直し、２本目の竿を持った瞬間にドラッグ唸る。

巻き始めるとヒトデがかかったときの重量感のみであったが、次第に魚の感触が伝わっ
てくる。
魚が浮いた瞬間サメかと思ったが、テトラ越しに強引に引き抜くと紛れもなく自己記録
のＤランクではないか。
それも口元にスレでかかっている。やはり岩手はどこでもＤがいるのだ！

これを機に場所替えは中止となり、10時まで頑張ることになった。
しかし、その後カモメ氏にアイナメＡが釣れただけで終了となる。
私は最後に波止先端から投げていた竿にアタリがあったが、巻き上げる途中テトラで
バラス。おそらくアイナメCorDか？はたまたナメタか？

私の仕掛け：

竿　スピンパワー425BX-T　5本
リール　97パワーエアロ　5台　ナイロン8号120m（PE5号　120m）
天秤　ジェット30号（三又サルカン、捨て錘30号）
針　カットビッグサーフ15号　ハリス7号30cm

まとめ：

・全員ケガもなくアイナメDが釣れ、満足のできる遠征であった。
・カモメ氏、私、Ｈ田（申請すれば）はアイナメを終了することができた。
（会長は平成5年に終了済）
・大山氏はこの次期にナメタDを釣った為、みんなから羨ましがられる。
・会長は釣り場に恵まれず、ナメタを仕留めることができなかった。残念！
・非常に親切で、安い渡船であった。民宿もきれいで、料理も美味い。
・遠征費用がかなりかかる（飛行機利用で15〜16万）為、誰でも行ける
わけではないが、12月にナメタにチャレンジする価値は十分にある。