今回は高知県佐喜浜一文字で、早朝より生き餌のアジとウルメいわしのエサでヒラメ狙い。
オマケの夜釣りは夕暮れより２３時位までとし、早朝までの約４時間程は１人様テントにて
二人で抱き合って？（冗談）寝ようという計画。
エサ光でユムシ１５個、イカ半匹２９０円、マムシ１０００円を購入夜釣りの嫌いなＨ田氏も
とりあえずは同じ様にエサを購入した。
途中天気予報では一時的な夕立は有るが晴れ波高１ｍとの事。
１４時過ぎに徳島バイパス沿いの中華店（安くて美味）にて昼食。
（Ｈ田氏酒飲まず、感心！）
その頃から強い雨が降ったり止んだり「いややなー」とＨ田氏ブツブツ。
（昼間でも雨が降るとどんなに遠くまで来ても竿をめったに出さない軟弱釣師なのです）
高知方向の空を見ると明るいので「夕立が早く来て到着頃は快晴ちゃうか」とテンション
を上げる。
途中、日和佐町で生き餌のアジを購入したが、サイズが２０ｃｍ超えばかりで
仕方なく３５Ｌのクーラーにブクブクセットし、アジが頭を打たないようにクーラーの蓋裏に
ケミホタル２個を貼り付けて、到着しだい網バケツで早朝迄活かす予定。
海部川近くのスーパーでウルメいわしと食料、酒（今回寝酒程度の量？）、とつまみを購入する。
その頃から雨も止み少し明るくなってきたので「ほれ！雨は終了」とほっとひと息し、
途中渡船の８８歳米寿の爺さんにもうすぐ着くでーとＴＥＬ。
佐喜浜港に１７時到着早々に多い荷物を積み込み一文字へと歩くより遅い感じがする船で出発！
少しして「アレ」波止先端に投げ竿の列？「爺さんあの人らいつから渡ってんのん？」
：：：「今日の早朝から４人で」：：：「いつまで」：：：「明日の朝まで」
あちゃーーーーーーーーーーーーーー。
「まーーしゃーないな」と自分に言い聞かせる。
何とか重い荷物を波止に上げ、気持ちは「夕暮れまでの一時に空席内向きヒラメ狙い！！
今から速攻じゃーー」と同時にオリャーーーと雨、雷、突風！！！雷爆音が超近く！！！
早々と関西暁サーフ、高槻サーフの方々４人はテントにもぐり避難状態！！
私達♪二人どうするの♪あと１５分遅く着けば渡らずにいたのになーーーーーーーーー！
あとの祭り！
一文字船着き場には荷物着地点のままで風が舞う中、何の役目もしてくれない灯台下にて、
少しの風裏探しで避難場所をグルグル回転状態にて移動！！
二人は身を寄せ合い約１時間愛が芽生えそうな雰囲気寸前?雨が止む少しの間をみて緊急
共同作業で（いつもはなかなか張れないのにこういう時は早いのなんの？）
無事１人用テント設営に成功！?！
ついでに生き餌を見ると半分死んでる？？あははのは！最悪！
やれやれと息つく暇もなくまたもや突風雨、雷が真上の様な気がする位の光と
耳が壊れそうなくらいの超ド爆音！
カミナリ音が遠くに行ったかなと思いきや何かまた戻ってくる様な感じさえする！
恐怖、ヤバイ、恐怖、ヤバイ、水浸し、美味しい、水浸し、美味しいに変わりつつ、
この間約５時間ベストタイム終了！！悲しい！！
道具は船着き場に置いたままの状態だが無事で、何とか設営した１人様テントの中で
二人頭をぶつけつながら、只ひたすらに「じーーーーーーと」
はたまた 「じーーーーーーと」こんな時間には耐えられるはずは無く、
このままで二人がしらふで超密室に居るとホントに愛が芽生えるかも
知れないと
いつの間にか酒を口にしてしまい濡れたツマミ、雨茶漬け炊き込み御飯、
水で割りたくないのに雨水割りを頂き候。
すでに戦力ゼロ。雷、雨がおさまった頃時計を見ると１１時半、外へ出ると一文字上では人が
ゾロゾロと一斉に各テントから出てくる。
つまりオシッコ
（わかるかなーーー！みんな息子直撃を避けたわけでございます、それだけ怖かったのです！！）
と言うわけで就寝後早朝３時に外を見ると雨無し晴れ状態見たい。
一文字に渡って約１０時間やっと釣りが出来る。ヤレヤレ！！
早々に外向きに竿を５本セットして３番目に投げた竿に大当たり！
「うりゃと」合わし！！ＡＸの竿が大曲がり、その直後底を切った感じで上がってくるが
只ひたすらに重いの何の大ウツボ、大エイ？？巻き上げ途中で沖に向かって走り出す。
ここで姿はエイと判明。
頑張って耐える気もなくしていると「スポッ」とはずれる。仕掛けを回収すると
カットサーフ１８号のびまくり。
その後当たりはウツボ、小エイ、ウツボ、４時半に内向きヒラメ狙いに変更。
さーこい状態で生き餌アジとウルメいわしを投げまくりするが反応無し。
６時快晴だが前夜の雨で海は完全に濁り状態、川尻方向から海の色はホワイト状態で風が
出て来て沖は白波最悪！
ここでＨ田氏お目覚め！同じ様に内向きに投げまくりをするがこの頃からエサ取りフグに
いわしは１分と持たない状態。
生き餌もアジがかなり弱った状態になると腹を突かれ即死！！
生き餌が少なくなってきたので１本を手持ちにしスピニング１２号２本針仕掛けでピンキス
を釣りバケツに入れて活かしまた投げる繰り返し。
さすがにピンギスは強く最高のエサと言い聞かし頑張るが当たりるのはタコ５
（お土産たこ焼き用）、小エイ２、アナゴ２、ウツボ１のみトホホ！！
９時過ぎにエサ釣り仕掛けを根回り付近に投入直後竿を軽く持って行かれる。
上がってきたのは２６ｃｍカワハギちゃん（持って帰ると寸足らず！）
続いて同じポイントに投げると２６ｃｍキス２連発（持って帰ると寸足らず！）
Ｈ田氏もピンギス、非常に良いガシラ、タコ３匹、アナゴ３匹持ち帰り！！
何だかんだで１１時終了ずぶ濡れになった道具類を日干しから集め後かたづけ後
１２時お迎えの渡船に乗り、雨と雷が大嫌いなＨ田氏佐喜浜の一文字に向かって叫ぶ
「これぐらいにしとったる！涙」
