熊本県緑川に死す！

今年は昨年末からの強烈な寒波の影響か？
どの魚種も活性が強烈に低く大した釣果があがっていない状況。

今年は１００枚を越えるようにと毎週竿をだすものの・・・
まったく結果がでない。
この時期で魚拓枚数を狙うならと考えたときに、やはり熊本県緑川の
ハゼクチが堅いか！？ということでＭ商会さんと合意。
ついでにｈｅｄａｉ隊長も「行こうか？」ということで決定。
２月２６日土曜日深夜に神戸を出発しました。

山陽道を越えて九州道経由で翌日の８時過ぎに緑川に到着。
着くとビックリ！、
レインボーキャスターズのＫさんに○柴さんほか１名がすでに釣りを終えてかえる直前。
北側では神戸投魂会のＹさんほかが竿出しされているよう。
兵庫協会の大物軍団大集合状態でありました。



聞くところによるとシブシブの状況＆型もコマイ。
かろうじて神戸投魂会のＹさんが１０尾を超えているとか。
これはもしや遠征失敗なのではと半分あきらめか？
さてさて気を取り直して第１投。第２投、第３投。。。。。。。
何も釣れんがな！！！（怒）当然エサトリもまったくなし。

１０時頃になって隊長がＤランクのハゼをゲット。
さてこれからと思うが続かず、３０分ほどしてＭ商会さんがＣランクのハゼを２つ。
続いてようやく私がＤランクを１つゲット。
約４時間で１人１匹程度。かなりシブイ。





１１時に１度休憩で近くの市立の「あじさいの湯」でしばし休憩。
ところでこの温泉。いわゆる地域密着型温泉で大人は市外の方で４００円。
休憩室もありこういう釣行ではかなり重宝。車で車中泊の方にはオススメです。

１５時３０分頃までまったり休憩して出発。
途中コンビニによりつつ、朝方神戸投魂会の方が竿出しした漁港へ。

夕方１７時過ぎまで水産業者がハマグリ等を水揚げ。
ここで強烈なものを確認！ハマグリの超大型が上げってます。
人の手の平程度のものがザックザック。さすが有明海と驚きでした。

さて、釣りを１７時過ぎから開始。
本州にくらべ３０分は遅いから６時過ぎに日没。
満潮が２０時過ぎであるためしばらく上げ潮が続きます。

上げ潮が結構きついので３人とも近投。
１８時を過ぎたあたりで隊長が高橋哲也ばりに大あわせ！
どうやらサビいたときにアタッたらしくＤランクのハゼをゲット。
続いて私もＤランク程度のハゼをゲット。
この段階でＭ商会さんが出遅れてましたが、しばらくして逆転。
逆転すると５０cm〜３５cmまでを５つポンポンとゲット。
その間私もがんばりますがノーフィッシュ。
２０時半を超えて下げ潮になると強烈な流れがでてノーフィッシュ（泣）
この間にもＭ商会さんと隊長はハゼをゲットし続けています。

下げだしてから気になったのがお祭りが増えてきたこと。
小場所で３人でやっているのでしかたないのですが、
さすがに切れてしまい私は撤収して昼間の釣り場へ移動。

しかしこのころには強烈な流れで根がかり連発。
さすがにこれには閉口して０時までに一旦納竿して朝まで休憩しました。

さて、夜明け前の５時頃に目覚めて海を見るとまだ潮が下がっており
未だ干潟が多い状況。これでは釣りにならないとさらに１時間休憩の上開始。

しかし、状況は変わらず７時過ぎにポロポロ５０ｃｍクラスを
他の２人がゲットした程度＆私にカツカツＣランクが釣れたくらい。

結果的には隊長がＤ〜Ｃランク８尾、私Ｃ〜Ｄ３尾（泣）、
そしてＭ商会さんがＣ〜Ｄ１１尾と全員これまでと比べて貧果となりました。

今回の敗因として考えたのが、やはりキモチで負けたこと。
釣り場の把握がたりなかったこと。
そしてなにより釣りに行った時期が産卵末期でほとんどの個体が
タマゴを落としていた状況でかなりタイトな状況の上、
さらに連日の釣り人が入っていたことがあると思います。

いずれの内容も投げ釣りをするなら基本的な事項。
事前に情報（釣果・釣り場等）を把握し、実際に釣りにいったときには
釣り場の底の状況、潮の状況の確認、
キモチはどんなことがあっても切れずにタンタンと釣り場の状況の変化を
見ながら仕掛けの投入。
場合によっては釣り場を思い切って変更。
分かっているのにできない自分のヘタレさを改めて実感した（泣）

さてさて、これだけなら寂しい釣行だったんですが、
帰り際、海苔漁師の奥さん？が話しかけてこられました。
地元の方と話すのも実は遠征の楽しみです。
言葉が分かりづらかったりするのですが楽しんでます。
たわいもない話をしていたときに「帰りはどこか寄っていくのか？」
とおっしゃるので、「風呂に入って帰ろう」と言うと、
「健康ランドの割引券があるからあげるのでいまから家までついてきなさい。」
と言われます。えぇーどうしようかなぁ・・・？行こう！
ということで割引券をもらいに奥さんの車の後をおっかけていきます。

奥さんの自宅前で割引券をもらいました。
聞けば苦労していそうな人が道を歩いていたらジュースとかあげているとのこと。
なにか福祉に関係することされているのかな？
と聞くと「仕事一筋です！」と明るく答えられていた。

仕事でもそうだが、なかなか世知辛いというか、
自分さえよければいいという風潮が多いなか、
久々に温かい心にふれることができ感動。
これだけでも「いい旅だったなぁ」と癒された気持ちになりました。
奥さんにお礼を言って「くまもと優祐健康ランド」へ。



漁師の奥さんのおかげでいい休憩ができました。
本当に感謝、ありがとうございました。

ここで体力を復活！九州帰りに必ず？立ち寄るリンガーハットを経由して、
一路神戸へ向かって帰宅しました。

今回の遠征、いろいろありましたけど、基本に立ち返る大切さ、
旅としての遠征の醍醐味を感じることができ、釣果はかなり不満ですが、
意味のあった釣行になりました。

今度来るときはやりまっせ！と思いつつ、次の遠征に思いを馳せました。