「第7回 投魂会＆伊弉諾SURF合同オープン大会」参戦？記
3月23日に開催された投魂会＆伊弉諾サーフさんの合同大会に参戦、正確には参加
（戦いには加わっておりません）させて頂きました。
我がクラブからは私の他にかつお君が参戦（こちらは戦いに参加）
対象魚はカレイorアイナメの1匹長寸。
日本海方面に行きたくて思案しておりましたが、波が高く渡船が出ないと連絡が。
ならば境水道へとも考えましたが ひとりで徹夜で走って行って夜スズキ狙い、
夜明け後カレイ狙いの釣りをして夕方審査に戻ってくるにはやや遠い！
出発当日の22日夕方まで釣り場が決まらず悩んでいたところ伊弉諾サーフの高垣マスター
から「福良へ一緒に行きましょう」とお誘いいただき同行させてもらう事に。
日帰り能登島or波松を考えていた？同じく伊弉諾サーフの松元さんも一緒に行かれる事に。
福良には午後11時頃に到着しここで数々の40ｃｍオーバーのカレイを仕留めておられる
マスターに色々アドバイスをいただきながらポイント見て廻り今日入る場所を決める。
マスターは実績場の波止へ、私と松元さんはあまり実績は無いが先日良型カレイが
上がったとの裏情報が入った湾奥のゴロタ浜へ入る事に。
竿1本セットしオモリだけであちこち投げて見るが浅い。平均3〜5ｍ。
養殖イカダの際は深いと事前に聞いていたが遠投でイカダ際1〜2ｍに落としてみても
7〜8ｍ、おまけに底に変化はほとんど無い。
「ほんまに魚居てる？」
とりあえず動くのが面倒なのでここでやる事に決めしばらく仮眠。
朝5時頃起き早速竿4本を遠〜中に投げ分けアタリを待つ事に。
しかし期待とは裏腹にアタリは全く無い。おまけに時々エサがかじられる程度でエサ
取りもいない。魚の活性が感じられないまるで真冬のような釣り。
下げ潮が良いとの事でやがて訪れる予定のジアイに備え特に美味しそうなエサを選んで
付け、魚からのシグナルを待つ。
やがて満潮を迎え期待も満々に。
少しして潮が下がり出した。「さあ来るで！」
潮はどんどん下がりさっきまで「海底」だった所がどんどん「浜」に変っていく。
全くアタリが無い。小魚1匹来ない。
波止にいるマスターや近辺に入って居られる伊弉諾サーフの3人のメンバーの方々も
同様らしい。
釣れていないのは自分だけでは無いと分かると腕のせいでは無いと自分に言い聞かせ
なぜか安心してしまう。安心している場合では無い、今日は大会なんだ！
潮が引くと地元の爺さん婆さんがこられ潮干狩りを始められた。
結構な量のアサリを取っておられる。
釣りを中断してアサリ掘ろうかな。 いやいや今日は大会なんだ！
やがて11時を迎えマスターから「何処かへ移動しませんか〜！」と連絡が。
普段はあまり動かないのですが、この時ばかりは即答で「賛成！」
審査は明石で夕方5時からなのであまり時間は無いが最後の勝負に。
相談の上 フェリー乗り場に近い岩屋でアイナメを狙う事にして移動。
岩屋に着いたのが1時頃。急いで何処か空いていないかと2箇所ほど見て廻るが
実績場は何処も満員御礼、とても投げ釣り3人が入る余地は無い。
相談の結果一発狙いで往年の大ガレイ場、激流スポットの「松帆」へ行く事に。
すぐに松帆に到着し急いで竿を各自2〜3本用意。
超激流スポットの松帆へ大潮の日に潮も見ずに来てまともな釣りになる訳が無い。
予想通りの激流でそこらの川よりよっぽど速い。
遠投だと左45度に投げ右45度に流されるまでに約20秒ほど。
止まれば根掛かり。
そんな状況でも藁をも掴むような気持ちで遠〜近投げ分けてアタリを待つ。
やがてマスターが藁を掴んだ、カレイを釣ったのだ。
30ｃｍに満たないマコガレイだったが思わずガッツポーズ。
私にはこのカレイ、輝いて見えた。それほど苦労の後の1匹だった。
やがて3時を過ぎ納竿、フェリー乗り場へ走り4時の船に乗り審査場には4時半頃到着。
結局私は雑魚1匹釣れない完全ボーズ、あぁ〜情けない。
審査場に皆さん続々と帰って来られます。
重たそうにクーラーを持って来る人、手ぶらで来る人 色々です。
やがて検寸が始まると精鋭揃いの皆さん 出て来る出て来る。
優勝は丹後半島間人まで走り見事45.5ｃｍのアイナメを仕留めた明石サーフの野島さん。
2位は投魂会の鈴江さん、カレイ39.0ｃｍを釣っておられました。
私と違い戦いに加わった同じクラブのかつお君、さすが実力者は違います。
遠くまで行かず近場でもきっちり釣っておられます。
目の前大蔵海岸でアイナメ32.5ｃｍを釣って見事5位入賞。
かつお君、もう1匹美味しそうなプリプリマコガレイの30.5ｃｍも釣ってました。
大会結果の詳細は伊弉諾サーフさんのHPにアップされますのでそちらでご覧下さい。
腕が悪いのか相性が悪いのか、自分では相性が悪いと思いたい投魂会＆伊弉諾サーフさん
の合同大会はいつも散々でまともな魚を釣った事が有りません。
次回こそは戦いに加わるべくまた参加させていただきたいと思っております。
投魂会＆伊弉諾サーフの皆さん、ありがとうございました。