５月２６日から１泊２日の予定で隠岐の西ノ島に釣行した。

同行者は、腰のリハビリを終え現場復帰したばかりのテッチャン、
最近絶好調の落ち武者さん、そして今年の新入会員であるＭ君。

２６日のお昼に西ノ島に到着。
いつもお世話になっている池田屋のご夫婦が迎えに来てくれていた。
「水温がいい感じで上がってますよ。１８度くらい。」
と嬉しい情報にテンションが上がる。

目指すポイントは浦郷の浮き一文字。
５番に一人投げ釣りマンがいるが、好ポイントである１番と７番が空いており、
１番に落ち武者さんとＭ君。７番にテッチャンと私が入った。

暗くなるまでは、キスでも釣ろうと思い、チロリとアオイソメで投げ分けるが、
全く音沙汰なし。アオイソメは食われるがチロリはそのままの状態で戻ってくる。

それではマゴチでもと思い、塩イワシを投げてみるが、かじられもしない。

体力温存のため、夕方まで寝ることにする。

暗くなり始めた午後７時頃、エサを全てユムシに付け替える。
すぐに、竿尻を浮かす大当たり。

大暴れしながら浮いてきたのは何とイシダイ。４５ｃｍの大型です。
「食の部門はこの１枚で十分や！」と大満足。
（魚種も一つ増えました）

このままジアイ突入かと思いきや、そこからは隠岐名物のヌタウナギの
オンパレード。

「しばらくの間、釣りにならんで〜」と、寒くなってきたこともあり、
二人とも寝袋に入る。

２７日午前３時。海が少しざわつき始めたようなので釣りを再開する。

水道向きを攻めていたテッチャンに４１ｃｍのマダイが釣れる。

それでは私もと、ユムシを付けて同じポイントに投入。

しかし、しばらく待ってもアタリがないのでエサを交換しようと道糸を巻きとる。

少し重いような？感じがするが海草でもついているのだろうと無造作に巻いて
いると、力糸にかかる手前で強烈な締め込みがあり、竿をのされる。

慌ててドラグを緩めるが間に合わず、力糸との結び目でプッツーン。
「マダイが居食いしとったんや」しばらくの間、呆然としていた。

気を取り直し、赤灯から正面に投げていた竿をあおると、ドスンと手ごたえあり。
「テッチャン来たで〜」と一声かけ、ゴリゴリと糸を巻くが３ｍ巻くと５ｍ引き出される
非常にまずい状況。先ほどのバラシで気弱になっているのか？
思い切った攻めがができない。そうこうしているうちに根に巻かれ完全に動かなく
なってしまった。さすがに本命の２連続バラシはこたえた。

竿を放り出して、しばらくの間ふて寝・・・・

気を取り直し、完全に夜が明けた午前５時、
道糸をＰＥラインに変え、ユムシにアオイソメをプラスし超近投。

するとゴゴッンといいアタリ。
結構な重量感で上がってきたのはカサゴの３１ｃｍ。
またもや魚種が一つ増えました。

ジアイがきたのか？アタリは見ていなかったが、別の竿には今まで見たことがない
大きなカサゴが食いついていた。

実寸３５ｃｍの大カサゴです！！

大物号数は伸びなかったが、特別大物３匹（魚種２つアップ）に十分満足した
釣りでした。

池田屋のご主人の情報では、西ノ島はカサゴの魚影が濃く、４０ｃｍ級も狙える
とのこと。専門に狙えばクラブ記録の更新もできるかな？なんて思いました。

同行したメンバーの釣果は、Ｍ君が初の申請となるカサゴ３１ｃｍを釣ってました。
カサゴのランク物はなかなか釣れないんですよ。Ｍ君立派です！！

落ち武者さんは美味しいレンコダイをぽつぽつ。

キスにチャリコにアジは皆さん、夕食のおかずになるくらい釣ってました。

次回は６月末、今回仕事で行けなかった新入会員のＹ君も入れて同じ場所に
行く予定。

−釣行レポート　管理人−