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1投目：158.50m |
2投目：162.48m |
3投目：151.63m |
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4投目：165.82m |
5投目：162.25m |
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また、数字や視覚的現象で掴みきれない部分は撮影したビデオをチェックしたところ、スーパーD-HZでは |
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投擲を重ねる毎にロッドのしなりが増大していることが判るのですが、赤ボロンでの投擲ではロッドのしなり |
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具合の割にはシンカーの勢いがなく、音声記録でもラインリリース直後にテーパーラインがバットガイドを叩 |
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きながら通過した形跡がみられました。 |
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これらを総合して、正面から3〜4m/sの風が吹き付けるコンディションであることを考慮すると、スーパー |
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D-HZでコンスタントに162〜165mの飛距離が得られたことは十分満足のいくレベルであり、5月の協会対抗 |
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SC大会では本番ロッドとして十分に活躍が期待できる結果が得られたものの、赤ボロンについては若干信 |
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頼性に欠ける結果が出てしまいました。 |
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ひとまず協会対抗SC大会に向けては、スーパーD-HZでの調整を優先的に進め、余力の範囲で夏以降の |
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大会にボロンで出場する可能性を模索したいと考えます。 |
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５. 大会のみどころ |
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今大会のみどころとしては、2種目の広島協会・備後協会ベテラン勢とNSC大阪，全サ大阪協会からのオー |
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プン参加選手との熾烈なトップ争いと、強い向かい風の中でファール続出のST種目が挙げられます。 |
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2種目では、広島協会・小島選手と備後協会・松本選手のベテランに加えて、NSC大阪・大倉選手と大阪 |
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協会・山村選手の4名が投擲の度に種目最長を更新する熾烈な争いを展開。 |
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前半にタイミングが合わずファールを連発した小島選手も後半コンスタントに178〜181mをマーク。 |
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追う松本選手は前半徐々に飛距離を伸ばすが、後半力みが入ったのか飛距離が伸びず小島選手には一 |
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歩及ばず2番手に沈みました。 |
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一方、オープン参加勢は、大倉選手が3投目に種目最長181.68mをマークし、後半で巻き返しを図るかと思 |
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われたのですが、強まる風に押されて小島選手に一歩及ばず3位が確定。 |
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話題のニューロッド・サンダウナーcompe.40-425で挑んだ山村選手は前半ライントラブルに苦しみ、後半 |
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180mオーバーを2本出したものの3rdスコアが揃わず痛恨の4位となってしまいました。 |
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こうして4選手のデッドヒートは幕を降ろしましたが、観戦していて感じたのがシンカーをスイングする方法が |
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広島・備後勢と大阪勢でやや異なる点でした。 |
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小島選手，松本選手は体の後ろへ払いだしたシンカーを地面スレスレに大きく円を描いて旋回させながら |
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加速し前方へ押し上げる軌道を取っていたのに対し、大倉選手，山村選手は体の後ろへ払い出したシンカー |
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は立て気味のロッドでさらに大きく振り子運動した後で比較的高いポジションから一気に加速させて正面へ |
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打ち込まれていました。 |
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このあたり、キャスティング時のスイング姿勢やシンカー軌道と投擲動作との関連などについての理論構築 |
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やノウハウの蓄積など、双方ともに研究し尽くされたスタイルでの争いを繰り広げられていたものと考えます。 |
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このようにお互い異なる理論，戦術で競技を行うことでお互いを研究し、刺激を与え合うことは非常に有意 |
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義であり、幅広いオープン参加を受け入れて下さった今大会の一つの成果ではないかと思われます。 |
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松本選手の投擲 |
大倉選手の投擲 |
山村選手の投擲 |
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※小島選手：ビデオが撮れていませんでした…ゴメンナサイ！ |
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ST種目では徐々に強まる向かい風の影響で各選手とも思うようにロッドが振れず、苦戦を強いられます。 |
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26人のST種目参加者のうち、ファールなしで競技を終えた選手はたったの3人であり、実力的には155〜 |
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160mが狙える選手も、多くはフェアゾーンへの投擲を意識しがちで平均150mをオーバーしたのはたったの |
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4人でした。 |
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私はというと、もともと追い風の大会よりは向かい風の大会が得意な傾向もあり、5投中4投はトラブルレス |
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で投擲でき、うち3投を162〜165mに揃えることができたので、満足のいく結果が出せました。 |
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ST-B種目では超ベテラン・八田選手がやはり超ベテランの平田選手を2m弱抑え、堂々の優勝。 |
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ST-A種目は、練習では私とほとんど変わらない飛距離を出す山下選手も本番では飛距離にムラがある弱 |
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点があり、最長では私と2.5mしか差がないのに平均では8.5m差の2番手となりました。 |
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このあたりは、本番の場数をより多く踏んでいる選手が強いのは仕方ありません。特に向かい風では… |
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また、広島協会・下問選手も普段なら安定した競技展開で上位に入るのですが、当日はシンカーに勢いが |
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感じられず平均142mと4番手となってしまいました。 |
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とは言え、今大会は広島協会・備後協会それぞれの選手による順位付けで表彰式となりますから、オープン |
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参加の私は番外。備後協会は山下選手、広島協会は下問選手を抑えた沖野選手がST-A種目の勝者となり |
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ました。 |
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八田選手の投擲 |
山下選手の投擲 |
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6. ビーパー投擲テスト結果 |
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今大会では、私以外にも6名の方々がビーパーでの投擲テストにご協力下さいました。 |
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計測員サイドでのシンカー確認性を、ビーパー投擲と発煙筒投擲とで比較し、実際に感じられた両者の特徴 |
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を以下に挙げます。 |
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(a)発煙筒投擲 |
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・全投擲のうち3〜4割は飛行中のシンカー弾道が確認できる。 |
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・全投擲のうち6〜7割は着地時に発煙切れとなる。 |
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・全投擲のうち1〜2割は着火すらできない。 |
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・まれに着火時に暴発する。 |
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(b)ビーパー投擲 |
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・2月購入分では＋電極の接触不良による発音不良（音切れ）が発生。 |
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（本体のシンカーフレームガイド溝が狭いため） |
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・3月購入分では上記不具合についてメーカーサイドで対策実施済みのため音切れはなかった。 |
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・全投擲で飛行中のシンカー弾道は確認できなかった。 |
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・ただし、ビープ音が接近してくるため飛行方向は概ねわかる。 |
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・着地地点に雑草が密生していると、ビープ音が聞き取れなる。 |
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ということで、両者一長一短の結果となりましたが、ビープ音がもっと大音量であればシンカーの飛行方向 |
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や落下点の確認がより容易に行え、発煙切れし易い発煙筒よりは使い勝手が良いものと考えます。 |
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また、ライン（特にテーパーライン）を蛍光色にすることと、シンカーのラバーキャップやビーパーのテーピン |
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グを全て真黒にすることで、シンカーの視認性は向上するものと考えられます。 |
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今後、ビープ音の大音量化が可能かどうか、調査を進めたいと考えます。 |
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7. むすび |
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今大会では広島協会・蔦協会長，備後協会・土屋協会長をはじめ、両協会役員の方々のご好意によりオー |
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プン参加させて頂き、お土産まで頂戴しましたこと、心よりお礼申し上げます。 |
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また、遠路大阪からお越し下さいましたNSC大阪・大倉選手，島崎選手，全サ大阪協会・山村選手，和歌山 |
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協会・織田選手の4名の方々におかれましては、競技中いろいろとアドバイスやご声援を頂き、感謝致します。 |
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次回の大会にもお声掛け下さいましたら幸いです。 |
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兵庫協会SC大会でも周辺地域や県内のキャスターをオープン参加で迎えて、より幅広く楽しいSC競技を行う |
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とともに、新規会員獲得のためにも一般キャスターへの参加案内などしてみてはと思いますが如何でしょう？ |