質問：ヒラメ狙いでのサビキ釣りでアイゴに刺されました、
ジンジン痛くてたまりません、どうしたら良いでしょうか？
回答：
①刺された場合の対策として、アイゴの目玉をすりつぶして付けるとか
小便をかける等言われていますが、効果の程は確かではありません。
そればかりか魚のヌルヌルを傷口に付けるのは、悪化の要因かも？
特に汽水域の魚のヌルヌルには人体に大きなダメージを与える細菌が
いるそうですし沿岸部の海水は空気中と違って細菌濃度が非常に高く、
希に死に至るダメージを与える細菌もいます。
和歌山県で釣り針を指に刺した、漁師がそのまま放置細菌が原因で
死亡した例もあります。
一番効くのは、傷口をきれいな真水で洗ったら40～50度のお湯につける。
（60～90分）この時にお湯が熱すぎて火傷を起こすことがあるので、
漬ける前に刺されていない方の指で温度を確かめること。
これで痛み、血管収縮を防ぐことができます。
後は薬局に売ってる副腎皮質ホルモンを含んだ軟膏の塗布、
アレルギール錠のような抗ヒスタミン剤の飲用が良いでしょう。
他毒魚のゴンズイ、ハオコゼにも効果が有ります。
②刺されるのが「イヤ！」という方は、サビキ釣りでの調達はせずに、
活きアジを沢山！沢山！はたまた沢山買って下さい。
小魚が釣れない事を想定すれば確実かも知れません？