キスの数釣り仕掛け　作り方　その１
仕掛け作りで大切なのは鈎とハリスの接続だ、この作業は大変手間が掛かる繊細な工程、ハリスの号数や鈎の号数、鈎の種類を替えいろんなパターンで作っておけば釣り場の状況や魚の活性、天候などでいろいろとチョイス可能。今のうちに数をこなしておけばシーズンインしても焦らなくてすむ、競技キスは忍耐と体力が試される大会だが仕掛け作りからそれは始まっている、とかく「忍」の一文字。巻いて巻いて巻きまくろう。

鈎とハリスの接合は内がけ、外がけどちらでもかまわないが４〜5巻きでよいだろう、ハリスの長さは3〜4ｃｍと出来るだけ短くしたほうが糸がらみ等のトラブルが減少する。ハリスのエンド部は（チチ輪）で連結するので８の字結びにする。鈎の（すっぽ抜け）だけはご免こうむりたいのでチチ輪の穴に細めのドライバーを突っ込み小さめのペンチなどで軽く締めるようにしすれば完璧だ。
巻き終わった鈎は無造作に放り込むのではなく、発砲トレー（スーパーの白いパック）を１０×４ｃｍくらいに切った物に丁寧にかけていく。トレーにはボールペンで字が書けるので鈎、ハリスの号数を書いておけば整理しやすい。　＜その２に続く＞
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